こんにちは!
師走は気持ちが落ち着かないですねー。
娘の誕生日会がやっと終わったと思ったら休む間もなく義家族と集まるクリスマスです。
家族の集まりは楽しみだけど、憂鬱さも同じくらいあります。
家庭によってプレゼントは子供にだけとかルールは違いますが、我が家は大人も子供も全員にプレゼントを用意します。それに加えて私達は前菜担当を指名されてしましました。
今年は初めましての義弟の彼女、義父の前妻との息子と孫1人も参加するので計9人です。
義弟の彼女はロシア人でフランス語も完璧ではないらしく、勝手に親近感を抱いて楽しみにしていました。気も使える凄く良い子でした。
主人含める三姉弟が全てフランス人をパートナーに選ばなかったのは面白いものです😆
彼女はフランス語よりは英語を話すので、私は頭をフル回転しましたが見事に英語が話せず情けなくなりました。
最近英語のみの人に会う機会が続いたので、フランス語がもっと出来るようになったら英語を習いたいなという気持ちが湧いて来ました。
さて料理ですが、メインは料理好きな義弟が担当でブッフブルギニオンという牛肉の赤ワイン煮込み。義母が出身のブルゴーニュ地方の名物料理です。
前菜は義母が食べられる数少ない海の幸、ホタテに決定!想定していた値段よりも高価になりましたが、プレゼントの一部にすることに。
魚屋に予約しておいて当日引き取りしました。
そこで問題が!
言われていた60€より30€も高い90€でした。
60€でも安くはないのに上げすぎだよー。
それを引き取り時に伝えるなんて酷い。
時価だからこの価格は約束できないよとか言われてないし。
断れないのを分かっていて振り掛けられた価格、もう二度と行くかと家族で誓いました💢
言うほど美しいホタテじゃ無かったし、刺身にしたいレベルではない。やはり個人の魚屋は高いと実感。クリスマス価格もあるでしょう。
大型スーパーに入っている魚屋の方が大量に仕入れて断然安いらしい。次回はそうしよう。
さて、我々が過ごしたフランスのクリスマスの過ごし方を紹介しますね!
25日の昼の食事会でした。
着いたら義母がみんなへのプレゼントをテーブルに用意していました。
こういう準備が大好きな義母、シンプルよりも派手が好きな義母、いつもテーマを決めてデコレーションをしてくれるので凄いなあと思います。
皆揃い、一通り挨拶のビズをして席に着きました。
食事の準備が終わった私達も席に着き、プレゼント開封の儀へ。
それぞれがそれぞれを思い一生懸命選んだであろうプレゼントに感激しました。
私は素敵な香立てとお香、石鹸やボディクリームなどのセット、マリアージュフレールの紅茶とクッキーのティータイムセットを頂きました。
主人はマフラー、香水、料理本
娘はデッサン用本と手袋、ニット帽、部屋に付けるカラフル電気や工作グッズ
有り難い限りです。
こちらも頂いたら一通りお礼のビズをしてまた席に着きます。
儀式が長いのでなかなか食事にならず😆
さていよいよ食事です。
私と主人は張り切って仕上げました。
私はホタテと付け合わせのほうれん草を炒める係。主人は皿を並べて前日に彼が仕込んだポワロー(バターで甘味が出るまでじっくり炒めたものにレモン汁を少しいれた)とほうれん草ソテーを盛り付け。
最後にホタテを置いて完成。
なかなかしない😆チームプレーです。
みんな喜んでくれました。
ホタテの肝は食べてくれるか心配でしたが皆完食。良かったです。
やはり冷凍ホタテには足りない甘味と食感があり美味しかったです。
娘はホタテの刺身は好きですが、これはイマイチだったらしく、持ち帰って醤油で食べるといい残しました。
持ち帰りましたが、冷蔵庫で忘れ去られ数日後に処分。10€を捨てたようなもので嫌な気持ちでした。何故あの時にもらって食べなかったのか😭
料理が終わり、お待ちかねのデザートタイム!
定番のブュッシュドノエルです。
ノワゼットクリームの甘すぎない美味しいケーキでした。
そして、コーヒーを飲み雑談。
親戚が数年習っているという亀の甲羅みたいな楽器で演奏してくれたり良い時間でした。
そんなこんなで時間は過ぎて私達は帰宅です。
徒歩20分なので良い腹ごなしになります。
25日は街には本当に人が少なくて不思議な雰囲気です。
普段パーティー好きなフランス人も大抵は家族で過ごしているのでしょう。
滅多に閉まらないマクドナルドが閉まる数少ない日です。他の日は知らないかも。
こんな感じで私達のクリスマスは終わりました。
遠方の家族を訪ねる人も多いのですが、私達はこの街で全てが済むので楽なような、あっさりした感じですね。
良いクリスマスでした。
日本では26日からお正月モードになりますが、こちらでは1/6までクリスマス飾りをして良いらしいので気持ちも楽です。
皆さんも素敵な年をお迎え下さいね❤️🐍