さて、我が家の21歳の猫が食欲がなくなり歩くのもふらつくようになったので主人が獣医に連れて行った。
娘にはもしかしたらもう戻らないかもしれないからぎゅーってしてあげてね。と言ってから登校させた。
診察の結果、肺に水が溜まっているという事が判明した。年齢的に治療も出来ないしこれは苦しいはず。
安楽死を勧められて私たちも受け入れました。
ショックだったけど、私の母が肺に膿が溜まって死ぬ思いをしたのでその辛さは想像に難くない。安楽死に抗う気持ちがすっとあきらめに変わりました。
覚悟はしていたものの、主人、私、娘とそれぞれの後悔を抱えて辛い時間を過ごしました。
猫がいた時も猫が心配で眠りが浅かった主人は、いなくなった後も考えてしまって寝れなかったみたい。もっと最期にだっこしてあげれば良かったと後悔してるみたい。
娘は学校から帰るときにパパから事実を聞かされて一日号泣していた。
戻ってくると思って軽くぎゅーしただけだった・・
一番の親友だったのに・・ こんな時に兄弟が欲しかった・・・って泣いてるのを見ると心が苦しくなりました。
我が家の猫はあまり長く同じ場所を触られるのが好きではなく、彼女の逆鱗に触れて引っかかれたり嚙まれたりした被害者は結構いた。
人嫌いの猫では全くないんだけど、しつこくされるのが嫌みたい。
私も酷く嚙まれたことがあったので、いつもびくびくして触っていた。
半面、娘は噛まれても引っかかれても気にせず愛してあげて、猫もその想いに心を開いていったように見えた。
一人っ子の娘には最高のパートナーでした。
亡くなる前日はトイレからベッドへの移動中に進めなくなったりして私は初めて抱き抱えて移動させた。軽くて悲しくなった。
初めて抱っこできたのがここまで弱ってからというのが悲しかった。
最期まで立派に生きて愛をくれた猫。
彼女の猫生が幸せであったと信じたい。
本当に頑張って生きてくれたね。みんな君の事が大好きで悲しくて仕方ないよ。
今までありがとう!!
今日も読んで下さり有難うございました。